皆さん一度は読んだ事のある事のある偉人の伝記。
その中でも日本人の偉人として一番読まれているであろう人物、野口英世。
貧しい家庭に生まれながら細菌学者として、黄熱病や梅毒の研究で成果を残した立派な人物です。
伝記だと当然素晴らしい人物として描かれていますが、でも・・・そんな彼も人の子、というエピソードを一つ。
彼がアメリカに留学する際、恩師の先生から今の金額で400万円、さらに婚約した相手の家から600万円を受け取りました。
そのお金を送別会と称した飲み会でなんと960万円も使ってしまったのです・・・。
そのせいでアメリカ行きの資金がなくなり、先生からまた600万程貰って渡航したそうです。
アメリカでも同僚への金の無心は止まらなかったそうです。
一見物凄く困った人物に見えますが、周りがこれほど援助してくれたのは、野口英世がそれほど魅力的で才能に溢れていた証拠なのかもしれません。
ひょっとしてこんなエピソードも考慮して国が千円札の肖像に選んでいるとしたら面白いですね。
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