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ブログ 看護師のコーナー: 2015年9月

救急車

こんばんは。
この間患者様が下血と腹痛の訴えがあったので
受診するため付き添いで
救急車に乗りました!!

初です(笑)

とっても揺れました。
連休中だったので
車も混んでましたが
すごい速さで着きました。

救急車の感想は
思ったより中が広い!
4人は並べますね。広いとにかく!
更に
救命処置するために
いろんな物品があり
うちの病院よりそろってるかもw
というほどいっぱいありました。

でもゆれますね。バスより(笑)
これがほんと辛いひとは辛いと思います。

みなさまは乗る機会がないことを
祈りますが、
万が一乗ることがあったら
きをつけてくださいね。

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メタボ診断

みなさんこんにちは。
食欲の秋ですね~

食べ過ぎて太ってしまう
これからの季節。
メタボについて怖い情報を
お届けします。

メタボリックシンドロームは複数の病気や
異常が重なっている状態です。
まず診断基準はこちらです。
2つあてはまればメタボの診断がつきます

1、腹囲

①腹囲
男性85㎝以上
女性90㎝以上
これらに当てはまる人は1カウントです。

②腹囲かつBMI25以上
①の男性、女性腹囲の診断基準以下でも
BMI25以上のひとは1カウントです。

2、症状
①血糖
空腹時血糖100㎎/dl以上または
 HbA1cが5.6%以上または
薬剤治療を受けている
これらに当てはまる人は1カウントです。

②中性脂肪(血液検査ではTG値)
150㎎/dl以上または
HDL 40㎎/dl未満
(ここではLDLはみません)
または薬物治療を受けている
これらに当てはまる人は1カウントです。

③血圧
130/85㎜Hg以上または
薬物治療を受けている
これらに当てはまる人は1カウントです。

④喫煙歴
血糖、脂肪、血圧でカウントが
1以上ある場合にカウント


2つ以上でハイリスク
1つで中リスクです。
いかがでしたか?

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メタボ病態


みなさん。診断基準はいかがでしたか?

メタボは先ほどさまざまな病気が重なっているといいましたが
おもに内臓脂肪型肥満のことを言います。

肥満になると脂肪細胞というものが増えます。
この脂肪細胞はエネルギーを貯蔵し供給もしてくれます。
この細胞が大きくなったり数が増えると肥満になります。

この脂肪はなんととても立ちが悪く
内臓脂肪がたまっているときにこそ
悪玉コレステロールが多く分泌されてしまいます。
この悪玉コレステロールが
すごく嫌な作用をもっています。

①インスリン(血糖をさげるホルモン)を出しにくくする
②血栓を作りやすくする(血の塊ができても溶けにくくする。)
③食欲抑制、エネルギー消費するホルモン(レプチン)を効きにくくする。
④血圧をあげる物質を出す。(アンギオテンシノーゲン)
⑤血管を狭くしたり動脈硬化を促進させる物質を出す。(HBEGF)


これらが進むと
糖尿病、高血圧、高脂血症などだけではなく
心疾患、脳血管疾患、さらには肝臓(脂肪肝)、
月経異常(ホルモンバランスの異常)
腰痛症、変形性膝関節症
SAS(睡眠時無呼吸症候群)を
引き起こします。

治療としてはとてもわかりやすく、これらを改善すればいいのです。
食事療法
カロリーを抑えた食事、必要栄養をとる

運動療法
有酸素運動

あとは行動療法というものがありまして
日常生活で肥満に結びつく行動
(早食いやつられ食い、まとめ食い)などの
要因を取り除いたり
必要に応じて医療者から
アプローチ方法を教えてもらい
その行動をなくす

以上です。
私も最近空腹感が強く常に
食べていることが多いので
こんにゃくゼリー、飴など
カロリーの少ないものを
食べ続けています(笑)




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患者様?


看護師は、患者様と会話するとき
視点を合わせて(しゃがんで)
見下ろさないようにしましょう

とよく聞くセリフですよね。

私は立っているときは
ほとんど見下すことはありません。
(身長が低いので)

今日初めて患者様自ら膝を曲げ
視点を合わせて会話してくださいました。
偶然かなと思っていましたが、
最後に
「看護師さんちっちゃいな」と
にた笑いして帰られました。

全然安心感
なかったです(笑)

結局は話す口調であったり
トーンであったり、表情ですよね。
大切だなあと感じました。

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風邪について

こんばんは。
季節の変わり目で雨ばかりですねbearingrain
朝夕は寒く日中は暑い。
風邪をひきやすい気候になってきました。

今回はなぜ温度差があると
風邪をひくのか
簡単にご紹介しようと思います。

もう一つ...
仕事の休みの日や大きな仕事が終わったとき
旅行から帰ったときに
風邪を引いた!という経験ありませんか?
それについても説明しようと思います。

まず気温差で風邪をひきやすい理由。

人間は身体を一定に保とうとする力があります。
これを 恒常性(ホメオスタシス) と言います。
暑い日でも寒い日でも人間は
35.0℃~37.0℃の間で体温を保っています。

しかし
暑い日は汗をかいたり、毛穴を広げたり
寒い日は震えたり、毛穴を閉じたり
大忙しです。
かなりエネルギーを使います。
なので身体は疲れて免疫力が下がり
風邪を引きやすくなります。

もうひとつ、
仕事や旅行帰りに風邪をひきやすい理由を
説明します。

忙しいときや旅行に行っているときは
交感神経が働いています。
交感神経は自動車でいうアクセルと同じ効果なので
さまざまな身体機能がアップします。
たとえば呼吸数や心拍数が上がったり...
集中力が出たりと効果はいっぱいありますが。
交感神経は免疫力もアップしてくれるので
風邪をひきにくい状態にしてくれます。

逆に仕事が終わって気が緩んだりしたときには
副交感神経が働いています。
副交感神経はブレーキと同じ効果
(寝るときのような感じ)なので
身体の機能が休むモードに入ります。
そうすると交感神経とは逆のことが起こるので
免疫力も下がり風邪をひきやすくなります。

予防としては
気候にあわせて衣服を調整する。
しんどいときこそ、忙しいときこそ
バランスの良い食事と十分な休息とストレス発散してください。
あとはうがい、手洗いをしっかりしてください。

みなさまお風邪をひかないよう
お身体をお大事にしてください。



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虚血性心疾患

おはようございます。

今日は生活習慣病である
虚血性心疾患について書きます。
虚血性心疾患とは心臓が虚血状態になる疾患を
まとめていいます。
大きく2つに分けると
狭心症と心筋梗塞のことになりますね。

みなさまのご存じのとおり
この2つの疾患の大きな原因は
「動脈硬化」「血栓」です。

この2つの原因が血液が流れるはずの通路を邪魔してしまい
全身に必要な栄養や酸素が流れにくくなった状態を
虚血性心疾患といいます。

細かくさっくり説明していきます。
狭心症は一時的に心筋が虚血状態になることを言います。
心臓の筋肉が壊死することはありません。
心筋が虚血状態になると
胸が痛くなります。そのほか肩、首、背中など
さまざまな場所が痛くなります。
更に息切れ、めまいを引き起こすこともあります。

狭心症もさらにわけると3つあって
①労作性狭心症
運動したときには安静にしているときより酸素を多く必要とするので
その分心臓は頑張って血液を送る必要があります。
それが動脈硬化などが原因で送りにくくなり
一時的に虚血状態になります。
これが労作性狭心症です。

②異型狭心症
これは安静時に血管が攣縮(縮むような感じ)してしまい
血管がふさがってしまい起こるものです。

③不安定狭心症
これはもっとも危険な狭心症で、安静時、運動時関係なくおこります。
心筋梗塞や突然死をおこしやすくなります。

この病態は非常に話にくいので、物にたとえてお話します。
あなたは狭い川で泳いでいます。
前に大きな岩があります。
端によればなんとか通れそう。
しかし、その岩に小さな石や砂が
ひっかかりどんどん川の幅がせまくなっていきます。
通れるけれど自分より太った人や大きな人は
通れなくなりますよね。
(不安定狭心症の状態)

更にその岩に石や砂がひっかかり
その川をふさいでしまうとその先には
行けなくなりますね。
その川の水が血液だとしたら
その先に栄養や酸素が送れなくなり
心筋が壊死してしまいます。
このメカニズムが心筋梗塞になります。

話を戻しまして、狭心症の治療としては
ニトログリセリンという血管を広げて
血液を送れる状態にさせるお薬です。

看護学生のみなさまへ
二トログリセリンはどのような体位で飲んだらダメでしょうか?
国家試験に出ますよ~
答えは立位です!
血管を広げる作用があるので低血圧がおこります。
低血圧で倒れたときに立位だと危ないので
寝るか座ってもらい内服してもらうことになっています。

狭心症はどちらも一時的なものですので
15分以内に胸痛はおさまります!


先ほどもお話しました心筋梗塞は
完全に血管がつまり虚血状態になっています。
しかしつまっちゃったのでどうしようもありません。
心筋が壊死して全身に血液が
送れなくなりますので死んでしまいます。

とても危険な状態なので早期治療はが必要になります。
心筋梗塞になる前に血液をさらさらにするお薬や
血管を広げる治療を行います。

とても長くなりましたのでこの治療はまた別の記事に書きますね。
長らく失礼いたしました。


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どきどき

こんばんは。
今、パソコンで「恋仲」を見てどきどきしています。
福士蒼汰かっこいいですが
本田翼がやばいです!きゅんきゅん。
野村周平もいいですがやっぱ翼ちゃん。
かわいいのときれいのと、、、、。
見てて胸がどきどきします(笑)

てことで今回は
胸がどきどきする(動悸)について
書こうかなと思います。

まず心臓の鼓動は基本的に
人間は自覚しません。
(胸に手を当てたりするのは別)
その胸がどきどきする!と自覚することを
動悸と呼んでいます。

人の正常の心拍数は約60~80回/分で
正しいリズムで同じ強さで心臓が動いています(安静時)
心拍数が120回を超えるもの 頻脈
    60回を下回るもの 徐脈 といいどちらも不整脈といいます。

動悸には種類があって
①心臓が止まって飛び跳ねるようなどきどき
期外収縮という状態で心臓のリズムが狂ったときにおこります。
正常の人でも起こりますが、続くようでしたら一度
心電図の検査をされることをおすすめします。

②パタパタ胸が躍るようなどきどき
頻脈のときにおこります。
(私が本田翼ちゃんをみてなっている状態)

いつまでたっても治らない場合は要注意です。
心房細動の可能性もあります。(心臓のいろんなところから電気がきている)
心房細動がおこると血の塊(血栓)ができやすくなります。
その塊が心臓から送られ、血管につまると
心筋梗塞や脳梗塞の原因になります。
心房細動がおこっているひとは血液をさらさらにするお薬が必要に
なる場合があります。

③心臓がおおきく打つようなどきどき
徐脈の場合におこります。
50回/分を切ってくるとめまい、息切れ、だるさなど症状がでてきます。
(心臓が全身にうまく血液を送れないため)
症状がなければ良いですが
徐脈で症状がある人は要注意です。
薬剤か電解質を補充して治療することが必要です。
万が一それで治らない場合は
アトロピンなどの薬物治療か
ペースメーカーが必要になることがあります。


と恋仲を見ていたんですがシビアな話になりました。
もっと役立つものをこれから書いていこうと思います。

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