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ブログ 音楽理論: 2015年9月

コードの話④ 「G7」のコード

前回「G」のコードの話をしました

Mさんが「C」と「G」で弾ける曲をたくさん書き込んでくれましたね
上手くできたでしょうか?

で、今回は「G」のコードの親戚のお話です
とっても親しいおじさんとかおばさんのお家のって感じかな

「G7」のコードです
「ジーセブン」と読みます

「7」という数字が増えましたね
これは「G」(ソ)の音から数えて7番目の音が追加されたという意味です

一緒に数えてみましょう
ソ、ラ、シ、ド、レ、ミ、ファ
そう、「ファ」の音ですね

だから、「G7」のコードは
「ソシレファ」の4つの音の重なり(和音)です

え?4つも一緒に弾くのは難しいですか?
そういう人は「レ」を抜かして「ソシファ」の3つでも十分ですよ

この和音の順番を変えてみましょうか
「ソ」を一番上にもってくると「シファソ」になりますね

「あれ!」と気付いた人があるかも・・
そうそう、「ドミソ」と「シファソ」

初級用の本に良く出てきますね~♪
あの「シファソ」が「G7」のコードなんですよ

「G」のコードと「G7」のコードはよく似ていて
「G」と指示のあるところに「G7」を使っても大丈夫だし、
その逆もOKですよ


♪♪ byY.T
京都、丸太町、西大路、太秦、河原町のSOU音楽教室、べる音楽教室

コードの話③「G」のコード

今回は 「ハ長調」の曲で2番目によく出てくるコードのお話です

それは、「G」のコードです

これは「G」音、すなわち「ソ」の音の上に
1つ飛びに重ねた3つの音(これを三和音という)で出来ています

「ソとシとレ」ですね
「G」のコードは「ソシレ」の和音のことです

これを弾いてみて下さい
「C」のコードを少し「お引っ越し」すれば、すぐ弾けますよ

上手くできたら、「C」「G」を混ぜて弾いてみて下さいね

コードの話②「主和音」

この前、「Cのコード」のことを書きました

小学校の鍵盤ハーモニカなどで弾く曲は、まず「ハ長調」ですね
「ハ長調」とは「ハ」音が基になって出来ている曲のこと

「ハ」音とはドレミの「ド」のことでしたね
これを「主音」(しゅおん)と言います
 
それと同様に「C」のコードのことを
「ハ長調」の「主和音」(しゅわおん)または「トニックコード」と言います

何分にも、主(おもなる)和音ですので
「ハ長調」の曲には「C」のコードがとってもたくさん出てくるのです

前に「C」のコードだけで伴奏しても楽しい! と書いたのはそれが理由ですね

コードの話

先日音名について書きました

アメリカの音名「C D E F G A B C」(英語読み)は
そのままコードネームとなります

即ち、C(シー)のコード、D(ディー)のコード、E(イー)のコード・・・
といいます

ギターやウクレレ、キーボードやエレクトーンなどをなさる方は、
コードはお馴染みでしょう

ピアノの場合でも、ジャズやポピュラーの場合はコードを学びますが、
クラシックの場合はあまり触れる機会がありません

でも、このコード、身につけるととっても便利です
びっくりするくらい速く一曲仕上がります!

では、コードとは何か?
それは和音のことです

和音というのは複数の音を同時に出すこと、
音の重なりですね

基本形は3つの音を1つ飛びに重ねます
例えばドとミとソ、 これは、ドの音(C)の上に1つ飛びに3つ重ねたものですね

このとき一番下の音(根音)の名前をつけます
すなわち「Cのコード」です

左手で「ドとミとソ」の三音を同時に押してみて下さい
一緒に3つ押すのは少し難しいけどですが・・

上手くできたら ジャン、ジャン、ジャン、ジャン・・・・
とリズムを刻んでみましょう

それができたら右手で「ちょうちょ」など、簡単な曲を重ねてみましょう
ほら! なんか良い感じでしょう?!

たった1つのコードですっかりピアニスト気分!
小さな子供達は、これだけでもとっても喜びます♪♪

byY.T
京都、丸太町、西大路、太秦、河原町のSOU音楽教室、べる音楽教室

音名

先日、「ドレミファソラシド」はイタリア語ってことを書きました

では、他の国では何て言うの?
まず、アメリカでは「C D E F G A B C」と言います

小学生の皆さんなら読めるかしら? 「シー、ディー、イー、エフ、ジー、エー、ビー、シー」ですね
これも日本語のとき同様、ラの音から順に読めば「A B C D E F G A」となり分かりやすいですね

それから、音楽ではよく使われるドイツ語では
「C D E F G A H C」です

英語(アメリカ)とよく似ていますね
「シ」だけが英語は「B」、ドイツ語は「H」で違いがあります
読み方は 「ツェー、デー、エー、エフ、ゲー、アー、ハー、ツェー」となって、英語とは違うんですよ

イタリア語、日本語、ドイツ語、英語、この4種類の音名が分かれば、だいたい十分ですよ\(゚▽゚*)

byY.T
京都、丸太町、西大路、太秦、河原町のSOU音楽教室、べる音楽教室

「ドレミファソラシド」は日本語?

あまりにもお馴染みで、音楽には付きものの「ドレミファソラシド」
「もちろん日本語!」って思っちゃいますよね

ところが、残念!違うんですね~
「ドレミファソラシド」は実はイタリア語なんですよ

では日本語では何て言うの?
それは「ハニホヘトイロハ」なんです

ド=ハ、レ=ニ、ミ=ホ、ファ=ヘ、ソ=ト、ラ=イ、シ=ロ、になります

「ラ=イ」から読み始めれば、よく知っている「イロハニホヘト」になりますよ

学校の音楽の時間などに「ハ長調の曲」とか聞いたことがあるでしょう
その時使われた「ハ」は「ド」の音のこと、これなどは日本音名を使っているのですね

byY.T

京都、丸太町、西大路、太秦、河原町のSOU音楽教室、べる音楽教室

「レ・ミゼラブル」大阪公演観てきました♪


ミュージカル「レ・ミゼラブル」
8列目という上席を知人が譲って下さったので、ラッキーな体験ができたわ

細かい表情までよく見えて、グイグイ引き込まれた
この頃のミュージカルって臨場感が半端じゃないわね

時と場所を越えて、本当にその場に居るような錯覚に陥る
これは日常ではなかなか出来ない体験
大人気の理由はそんなところにあるのかしら


始まって間もなく、ジャンバルジャンとミリエル司教との有名な出会いの場面、
そこで思わず涙が・・

ミリエル司教役の声量の無さが、逆に効果的だったかも
世間から冷たく見捨てられ、傷ついたオオカミのようなジャンバルジャンに向けられた、静かに包み込む司教の温かみが、涙腺に触れたみたい

マリユスに叶わぬ恋をし続けるエポニーヌの孤独、これもなかなか心に沁みる場面、
コゼットよりも存在感があるかも
彼女の歌う「On My Own」いいわね

自分なりの正義感に燃えて、最後までジャンバルジャンを追い詰めようとするジャベールの存在感がもう少し濃く欲しかったかな


男性陣の歌唱力はなかなか素敵だったわ
観客も比較的男性が多く、拍手とスタンディングオベーションで盛り上がった

フランス革命とカトリックの奥深く重い歴史的背景
そこで語られる、人間と神、善と悪、自由、孤独、愛、生きる意味・・
ユゴーの文学的背景を持つ骨太の作品で、内容的にも見応えがあったわ




 


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